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院長インタビュー
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危篤の父を救った医師に憧れ、医療の道へ

医師になろうと思ったきっかけを教えてください

中学一年生の時に父が、くも膜下出血で倒れたことがきっかけです。学校の先生に連れ添われて病院に向かっている時は、ことの重大さを理解していませんでした。でも、いざ対面してみると本当に生きるか死ぬかの状態でした。

不安のあまり泣いていると、担当の医師がやってきて「絶対に助けてあげるから」と声をかけてくださったのです。その時の父は医師になった今の私から見ても最悪の状況だったのですが、無事に手術は成功し、なんと3ヶ月後には職場に復帰していました。

中学生の私は、完全な無力感の中で救いの手を差し伸べられる医師という仕事に憧れて、医療の道を志すことにしました。

“生”をより輝かせる医療に惹かれて
救急医から皮膚科医・美容外科医へ転身

その後、救急医になられたのも、お父様のことがあったからですか?

そうです。私がいた蘇生科(ICU)というところには、様々な症状で緊急性の高い患者様が運び込まれてきます。所属する医師にはどんな容態なのか、どんな治療が必要なのかの判断、麻酔の処置、専門医との連携など、大きな権限が与えられます。まさに、中学生の時に憧れた医師の仕事ができて、本当にやりがいのある職場でした。

救急医から美容医療の道に進まれたきっかけは?

内科の勉強をするために病院を移ったことです。ICUにいると、外科だけでなく内科的な問題で運ばれてくる方もいますが、当時の私には内科医としての知識も経験も不足していました。だから全国的に内科で有名な病院(洛和会音羽病院)に移ったのですが、その病院で皮膚科を手伝った時に、皮膚科や美容外科・美容皮膚科のやりがいに気づいたのです。

どのようなやりがいでしょうか?

ICUはマイナスの状況からプラスマイナスゼロの状況に持っていくための医療です。一方で、皮膚科や美容外科・美容皮膚科は、プラスマイナスゼロの状況からよりプラスに持っていくことができる医療です。言ってみれば、“生”をより輝かせる医療なのです。

全く性質の違うICUと皮膚科を経験してみて、自分には後者の医療が向いていると感じ、こちらの道を深めていこうと決めました。

保険で良くなるものは保険で治す
グランメドクリニック開業への想い

2022年5月に独立し、ご自身のクリニックを開業されたのはなぜですか?

ICU、総合病院の一般皮膚科や総合診療科での経験、大小の美容クリニックでの経験を活かしたいと思ったからです。

具体的にはどのように活かすことができるのでしょうか?

保険外(自費)診療でしかできない処置も一定以上ある一方、工夫をすれば保険診療内で良くなるものもたくさんあります。これは医療の現場で培った豊富な知識・経験があるからできることです。ですから、保険外(自費)診療を受けにいらした方でも、状況に応じて保険診療で対応させていただく場合もあります。

逆に、美容の現場を経験したからこそできることもあります。医療は基本的に「治すこと」を重視していて、「美しく治すこと」はおろそかになりがちです。しかし美容外科・美容皮膚科の知見を活かせば、保険診療でも見た目の美しさにこだわって治療することが可能です。

大阪・茨木市を選ばれた理由は?

今私自身が住んでいるということもありますが、大阪に住むようになって初めて家を借りたのが茨木だったからです。穏やかでのんびりした空気がただよう、大好きな土地です。

またクリニックが入っている建物は、JR茨木駅からすぐの場所にあるので、患者様が通院しやすいという点も、今の場所を選んだ理由の1つです。

ニキビ、ほくろ・いぼ、粉瘤の“切る処置”を中心に
幅広い皮膚科・美容外科・美容皮膚科のお悩みに対応可能

「美しく治したい」という方には心強いですね

そう感じていただければ嬉しいですね。

開業前に勤めていた大手美容クリニックでは、とくに二重形成(埋没手術と切開手術)、ヒアルロン酸・ボトックスなどの注入療法、まぶたのたるみ取り(眉下切開手術)やワキガの手術、ニキビ跡治療(サブシジョン)の分野で、西日本でただ一人の技術指導医として、後進育成にも携わっていました。

保険診療を受けるなかで、自費診療にも興味をお持ちになった場合でも、当クリニックにご相談いただければと思います。

実際に通われている患者様も、専門性の高い症状の方が多いのでしょうか?

そんなことはありません。皆様それぞれ色々なお悩みを抱えて来院されます。実際、皮膚科
、形成外科(体表面の怪我・傷など)、美容外科、美容皮膚科の患者様の割合は、ほぼ同じです。

ですから「健康のことで何か困ったらあそこに相談してみよう」くらいの感覚でご利用いただければと幸いです。

「こんなこと相談していいのかな?」とためらわずに
何でも気軽にご相談ください

最後に、ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします

保険診療で良くなる症状、保険外(自費)診療でしか解決できない問題というのは、患者様ご自身で判断するのは難しいかと思います。

当クリニックは保険外(自費)診療の患者様も保険診療の患者様も、同じくらいの割合で通われていらっしゃいます。ですから「こんなこと相談していいのかな?」と難しく考える必要はございません。ぜひ気軽にご相談ください。

保険診療・保険外(自費)診療のメリット・デメリットもふまえて、患者様のニーズに応じた専門的なご提案をさせていただきます。

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