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Acneニキビ
ニキビとは?
毛穴に皮脂が溜まってできる慢性疾患
ニキビは、毛穴の中に皮脂が溜まってできる皮膚の慢性疾患です。専門的には「尋常性ざ瘡(そう)」と呼ばれます。一般的に、思春期をピークとして成人以降は減少していきます。
ニキビの原因
ニキビは皮脂の過剰分泌をきっかけとして、毛穴の閉塞、アクネ菌の増殖という順に進行していきます。この流れは、以下のような原因で生じます。
- ホルモンバランスの乱れ
- 日常生活におけるストレス
- 睡眠不足
- 偏った食生活
- 生活習慣の乱れ
- 遺伝的形質
- 過剰な洗顔などのスキンケア
- 便秘
など
ニキビの症状
ニキビの症状は大きく「面皰(めんぽう)」「丘疹(きゅうしん)」「膿疱(のうほう)」の3つの段階に分類できます。
面皰とはいわゆる白ニキビ、黒ニキビの段階です。これが悪化すると丘疹、つまり赤ニキビになり、さらに悪化すると膿の溜まった黄ニキビになります。
これ以上症状が進行した場合、皮膚の下に膿の袋ができる嚢腫(のうしゅ)、しこりを生じる硬結(こうけつ)になります。
強い炎症が生じた場合は、症状が治った後もいわゆるあばたと呼ばれる痕が残ってしまう場合もあります。
ニキビの治療方法
ニキビは自費診療でも治療することはできますが、基本的には保険診療の範囲内で使える塗り薬と飲み薬で治療が可能です。
塗り薬
原因であるアクネ菌の繁殖を抑える薬(抗生物質)や、炎症の緩和、毛穴のつまり改善を期待できる薬などが処方されます。1種類だけのこともあれば、複数を組み合わせることもあります。
飲み薬
塗り薬と同じく、抗生物質、炎症や皮脂の分泌を抑える薬のほか、ホルモンバランスを整える薬などが処方されます。状況に応じて、漢方薬を処方することもあります。
当クリニックのニキビ治療
トータルにニキビを治療いたします
当クリニックではニキビの自費診療として、ダーマペン、炭酸ガスレーザー、フォトフェイシャル、ケミカルピーリング、ハイドラブースター、イソトレチノインといった機器や塗り薬、飲み薬での治療も行っています。
しかし十分な効果が期待できる場合は、積極的に保険診療の治療をおすすめしています。
保険診療でのニキビの治療は原因菌であるアクネ菌を減らす方法と、溜まった皮脂や膿を毛穴から出す方法の大きく2つに分かれます。
グランメドクリニックでは、主に後者の治療方法を推奨しています。具体的には、毛穴に蓄積された皮脂や膿を取り除くためのピーリング剤を使います。なお、この薬剤には保険が適用されるので、1~3割程度の負担で使用できます。
また、当クリニックでは保険が適用される漢方薬も積極的に活用しています。先ほどもご説明した通り、ニキビはホルモンバランスの乱れや全身状態などの要因で発生することが多いため、毛穴の詰まりを解消し、アクネ菌を減らしても、根本的な体調不良を放置していると、ニキビが再発する危険性があります。
漢方薬は、全身の健康状態や肌質を改善し、潤いのある肌、ニキビのできにくい肌へと導いてくれるので、全身の健康状態や肌質に関連するニキビの根本原因にアプローチすることができます。
そのため、当クリニックでは、患者様それぞれの状況に応じて、西洋医学と漢方医学を組み合わせた治療方法をご提案しているのです。
このように当クリニックではトータルな視点でニキビにアプローチした治療を行っています。今まで保険診療だけでは治らなかった場合はもちろん、自費診療を受けても満足のいく結果が得られなかった場合でも、当クリニックの治療できれいなお肌を取り戻された患者様も少なくありません。
長引くニキビの症状でお悩みの方は、JR茨木駅前のグランメドクリニックへお気軽にご相談いただければと思います。